アメリカ本国でＫＨＳといえばＭＴＢとロードバイクですが、日本においては折り畳み自転車のＦ２０が有名です。Ｆ２０はＫＨＳが日本に参入する２００１年に発表され現在でもその原型を崩さず走る折り畳み自転車として君臨。素材やスペックを変えたりバリエーションを増やしたりといろいろ変化したＦシリーズは多くのサイクリストに愛用され、思い思いのカスタマイズで楽しまれています。
今回ご注文頂きましたのはＦ２０Ｒ。輪行好きのオーナー様は走る小さくなる自転車という事でＦ２０Ｒを選択。さっそうと車に積載して帰りました。きっとウキウキのはずです。
クロモリパイプを使った剛健な車体はハイドロフォーミングでロゴも浮き立たせ見るものを魅了するフレーム。
折り畳みとこのように半分くらいに小さくなります。折り畳み時間はわずか数十秒。誰でも簡単に畳めます。
上からみた状態。専用のバッグに入れれば電車でも楽々持ち運び可能で、７００ｃサイズの大型輪行バッグと違い、周りにも配慮できるコンパクトさも魅力。
ハンドルは折り畳み式では無く抜き差し式なので、横に対してものガタツキやしなりが無くハンドルに力を込めて踏み込んでも安心感が高い。ブルフォーンバーは握れる箇所がたくさんあり、平坦や高速走行、長距離ライドでも疲れにくいのが特長です。
折りたたんだ時に広がりを抑えるマグネット（別売オプション）
抜いたハンドルをフレームに固定するアダプター。
ここに差し込むだけで安定ホールド。
フレームのパイプは伝統的スチールパイプメーカー「レイノルズ」製を採用。
そして快適性能のキモ、ソフトテールシステム。クロモリパイプのしなりを利用したサスペンションに似たシステムで路面からの突き上げを気づかない作動間で和らげライダーの疲労を軽減する機能。しかも軽い。
タイヤは４５１規格の２０インチ。スピード感のある走りが体感できます。
ギアチェンジはハンドルの先にあるサムシフターで行います。シンプルな見た目とわかりやすい操作方法で簡単にシフトチェンジ。
フロントギアは大型の５３Ｔギア。20インチバイクはギアの倍数が大きくないとこいでもこいでも進まない自転車になってしまいます。Ｆ２０はフロント最大５３ｘリア最小１１で通常のロードバイク並みのスピード感が味わえ、更にチューンナップパーツで５６というビッグギアも用意されてます。
Ｆ２０シリーズはこのモデルよりもハイスペックな仕様からフラットバーの手軽なモデルまで幅広く発売中。
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