今50才オーバーの人達ならわかるこのスタイル。フラッシャーライトのついたジュニアスポーツから実用カスタマイズが出来るロードマンに乗り換えてカッコつけながら乗り回していた少年時代。そのロードマンを大人が乗ってるロードバイクみたいにしたくてドロヨケや装備品外して見てくれだけはロードバイクに近づけて満足していた少年時代。欲しくても子供には高価すぎて買えなかったロードバイクでしたが、収入ある大人になったらやっと手が届きそうになりました。
そんな大人に贈る当時デザインのロードバイクがこのモデル、DTスイスやトピークなど多くの有名ブランドを輸入する株式会社マルイがプロデュースする『イーエムサイクルス』のクロモリロード【C101】です。今どきのロードはアルミやカーボンになってとても車体がボリューミーになりさらにパーツも昔と違い機構が複雑化。それはそれでカッコイイけどなんか違う。そう、欲しいのは子供の頃に憧れたこのスタイルなんだ!
細くて三角がおっきくてスマートなヤツ
今時ばかりを作る他社ブランドにはまず無いこのルックス。なぜ無い?それは正直に言ってたくさん売れないからです。完成車を作る為に必要な部材やパーツは用意する際にある程度の数量が必要で高級自転車はオーダーで1台1台手作りのように見えますが、実際は専門工場である程度の量を作る事によりバリューな価格を実現しています。同様の仕様で1台オーダーで作った場合価格は1.5倍くらいになってしまうでしょう。現代モノとは違うこのバイクを完成車としてリリースしたマルイには、ただただ【スゲー】の一言です。
他社クロモリロードのフロントフォークにはカーボンが使われることが多いが、C101はしっかりクロモリフォークを採用。超軽量チューブであるタンゲのプレステージを使用する。
英国レイノルズ社の高級パイプ7シリーズチューブのフレームで完成車30万台はなかなか無いかと。
オフセットされたシートステーは車重を下げて振動吸収力を高める。当時私もこのスタイルには憧れました。
とても強そうなエンドピース。懐かしのアジャストボルトやチェーンフックまでつく凝りよう。
ホイールだけで10万円はするDTスイスのホイール付き。べらぼうに回る走る。
ノスタルジックを意識してあえてのシマノSTIレバー外し。ハンドル回りが軽量になり操作感はとても軽快。手にフィットするブレーキブラケットは上りでも立ちこぎしやすくシンプルかつカッコイイ。ステムもオーバーサイズ化せずに昔ながらの26mm径、あくまでシンプルスタイルを追求。
オールドスタイルのダブルレバー。この操作は片手になるので慣れが必要ですが、昔はみんな普通にやってました。車でいうマニュアル車に乗るような感覚か。この今時慣れないシフトレバーを使いこなす仕草ひとつで自分に酔いしれる。
クランクはまさに自転車の顔。ここに何をもってくるかで印象が変わります。シマノのクランクは今時感満載なのでシルバーポリッシュが美しいスギノを使う。スギノのクランクは競輪でも使われるクランク界のトップメーカーで世界でもファンの多い高級品ブランド。作りもさることながら仕上げも美しいのが魅力です。
クランクがスギノならハンドルはニットー、どちらもジャパンブランド。ステムやシートピラーも後々ニットーに変えれば見た目もグッと上がります!
マルイはMTB界の老舗ブランド【TIOGA】の生みの親。タイオガは斬新なアイデアとプロスペックで欧米中心にコアなファンに愛されています。タイオガの代表的パーツの一つ、サドルからクッション材を排除したスパイダーサドル。見た目以上の弾力性と軽さは絶品でロード・MTB・BMXでもファンが多い。雨でもしみないメリットも。
走りの良さは誰もが認めるC101はまさに至高の1台。
あの時の憧れを今手中に!
メーカー希望小売価格
税込み:396,000円
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