ここ数年はロード系のスポーツバイクに押され、その前はクロスバイクに押され、街中では少なくなった感のあるマウンテンバイク。2000年頃のスポーツバイクといえばマウンテンバイク、大人から子供まで男女問わず誰もがマウンテンバイク、という時代でした。確かにスピード感、軽快感はあまり感じないのでオンロード主体の日本では自然な成り行きと思います。ですが、ここ数年変化の兆しがあったのか街中でもあきらかに新しいマウンテンバイクを見かけるようになりました。なんとなくうれしい。
特に27.5インチという26インチより一回り大きいタイヤの規格が出てから増えたようで、その前からありました29インチは日本人体形ですと少し大きすぎた感があり26インチのシェアを塗り替えるまではいかなかったようです。27.5インチは体形的にも乗りやすく扱いやすく、ルックス的にもカッコよく見えるちょうど良いバランスと思います。
ミドルクラスでもサスの動きを止めるロックアウトは標準装備。昔は高級車にしかありませんでした・・・
ミドルクラスでもこのフレームワーク。とても手の込んだパイプデザインで高級感あります。
ディスクブレーキは当たり前、しかもワイヤー式ではなくオイル式なのでレバー操作が軽く少ない力でしっかりコントロールできます。雨の日も効き味良く、ホイールも汚くならないのがうれしいですね(Vブレーキで雨の日乗るとホイールは真っ黒になります・・)。
フレームにボルトオンのキックスタンド標準装備。この価格帯では珍しい。
いかにも効きそうなブレーキ。急ブレーキにご注意を~
色違いのマットブラック
なかなか凝ったデザインですよ
駆動部分がフルシマノは販売側もとっても安心できます♪
最後にモデルの説明でなんですが・・・
センチュリオンは1976年にドイツで生まれMTBの発祥と共に歩んできたようなブランド。革新的な機能や大きなセールスプロモーションを仕掛けるメーカーではなく、あくまで質実剛健なモノつくりとヨーロッパで支持されるクオリティーを大切にしている印象があります。フレームはとても堅牢な作りで、セットされるパーツ群も価格合わせのコスト優先パーツはあまりありません。それでもこの価格に抑えているあたりは称賛に値すると思います。星の数ほどある自転車メーカーですがセンチュリオンを一度見てみませんか?
センチュリオン バックファイアーコンプ 50.27
メーカー希望小売価格
税抜き 69,000円
税込み 74,520円
セオサイクル鮫洲店 沼尾