クロスが出始めた2000年初頭、極端に言えばロードといえば1種類、クロスバイクといえば1種類、マウンテンで種類があったくらいでしたが、今では各車種でも仕様が多岐に広がっていて1台でなんでもこなすというよりは、メインの目的用途に合わせてモデルを選択するような選び方になっています。

このグラビエはクロスバイクといえばクロスバイクですが、R3やRXとは全く違う方向のモデルになりまして目指したのはタフなクロスバイク。

ボリュームあるフレームは軽量路線では無く、MTBのような頑丈さを持たせたゴツイフレーム。サスペンションいれたらそのままMTBになれそう。体格のいい人の力をしっかり受け止めるガッチリ系フレーム。実際はR3クラスの細身フレームでもそうそう壊れませんが、見た目のタフさも大事なところです。

ホイール径は主流の700cサイズでは無く、MTBで主流の650Bサイズ。一回り小さめのホイールですが街中での機動力はむしろ650Bの方が上手と思います。走り出しの軽さや旋回性の良さ、空気量のボリュームがなせるクッション性など、日本特有の狭く段差の多い道路事情や小回り性能、省スペース化など多くのメリットを持っています。ホイールスポークも軽量エアロのラジアル組みでは無く、振動吸収と耐久性に強いクロス組みでタフなホイールにしてあります。

650Bx1.75の太目タイヤはビギナーでも超安心。

28cと比べてみましょう。全然違いますね。でも中は空気なので走った感じは全然重くなく、結構スピードにものるんです。この辺は体感してみないと感じにくいかもしれませんけど。

ロゴはエンボスになっていてカッコよく仕上てます。

ハンドルバーも少し広めでMTBぽく、グリップも振動吸収に優れる握りソフトなシリコングリップを採用。見た目もMTBぽいですね。

まとめとしてグラビエの適した人は

体格のいい人、歩道の段差など気を使わず走りたい人、荷物が多い人、パンクしにくい、武骨なデザインが好みの人、空気持ちが良いもの、ガンガン使い倒したい人、クロスにするかMTBにするか悩んで答えが出ない人・・・・でしょうか。

11.2kgと数値は軽くありませんが、ある意味気持ちよく走れるバイクです。軽さこそ正義では無いんだなと感じさせてくれるクロスバイクでそうそうこんなモデルはありませんね。是非検討の1台に。

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