電動アシストのスポーク折れは車輪系の修理では結構多い修理です。特に子供乗せをつけた電動アシスト車は、自転車自体の車重+運転者+子供(1人もしくは2人)+荷物+電動アシストの駆動制動負荷など多くの負担がこの車輪スポークに掛かってきます。さらに多い要因がロックを開け忘れてスタンド上げてしまう、これが実は一番多い原因。ストレスがたまり弱ったスポークは次々に折れていき何本交換しても続いていく・・・。

こんな感じで折れるのはロック開け忘れストレスが原因。折れたスポークがちょっと曲がっているのがわかります。

続いて多いのはこのハブ(車軸)根本の引っかけ部分が折れる。これは荷重や駆動ストレスが主な原因です。

そんなスポーク交換の為に何度も自転車店に預けるくらいなら、新しいホイールに入れ替える方が実は一番有効。新しいホイールは36本のスポークストレスがゼロの状態。折れ続けるストレスから解放され快適な自転車生活が送れます。

そんな修理に迅速に対応できるよう、当店ではアシスト用スペアホイールを常に在庫しています。

26インチ、3段ギア、丈夫なステンレスリム+36本の丈夫な13番スポークで組まれた完成ホイールです。タイヤ、ブレーキ、ギア等はそのまま流用し、ホイールのみ入れ替えます。実質所要時間は1時間くらいで完了。

電動車に多く使われる191mmシャフトのシマノ製3段ハブを使用。26woタイプならほとんどの26インチアシスト車に使えます。

丈夫なステンレスリム。太くて丈夫な13番スポーク。

続いて20インチ。

ヤマハのバビー、ブリヂストンのビッケ、パナソニックのギュットミニなど今主流の前後20インチの子供乗せアシスト車用ホイール。実は交換修理で一番多いのはこのタイプです。要因としては20インチが出始めた当初36本スポークホイールがまだなく、28本ホイールが多かったこともあります。本数が少ない事と年数が経過した経年劣化にロックトラブルが重なり、スポーク折れ修理で一番多く持ち込まれます。

こちらは20インチ、3段ギア用スペア完成ホイール。

もちろん191mmシャフトでほとんどの車種に対応。

リム幅も1.75の幅広リムを採用し、タイヤ幅2.125や1.95のタイヤにもしっかり対応します。スポークは極太13番スポークを6本組みで編んで強度抜群。

次に多いのが駐輪場ラックでのスポーク折れや、前ブレーキゴムが擦り減ってるのにそのまま使い続けてリムが薄くなり破断する前ホイールトラブル。

このブレーキあたり面は使い続けると薄くなっていき、最後は内側からの空気圧に耐えられなくなり突然破断。その時は前輪が突然ロックするので、転倒につながる事は容易に想像できます。一度自分の車輪を触って湾曲してるようなら早めに交換してください。

こちらは20x1.75幅。バビーやギュットミニ、ビッケe、アンジェリーノプティット等に使えます。カラーはシルバーのみです。

交換費用は部品代込20,000円くらいですが、チューブやタイヤ、ブレーキの交換が必要な時はその分プラスになる事があります。受付時にお見積りいたしますのでご相談くださいませ。

※ホイールのみ通信販売は行っておりません。ご容赦ください。

セオサイクル鮫洲店

沼尾