レネゲードシリーズの中核モデルS3。S3とS２はバージョンアップした新型フレームになります。カラーはブラックとマッシュ。マッシュと聞いてこのカラーは連想できませんがどんな意味なんでしょう？？
レイノルズ５２０パイプを使用したクロモリフレーム。重そうに見えるクロモリバイクですが１０．９ｋｇと意外にも軽量で、パイプ特性を活かした伸びのある走りは一度乗るとアルミフレームには戻らないのではないかとも思えます。良いバイク以外はいらないという理念の元にプロダクトされるレネゲードフレームにはSSTロジックがふんだんに活かされ、誰が乗っても快適な走行フィーリングが得られるように出来てます。
S4フレームはヘッドが外側に出てましたが新型フレームはインターナル化。ヘッド回りが見た目にもスッキリとし軽量化にも貢献。下側が太いテーパーヘッドはブレーキング時や衝撃での剛性感が高く上級フレームでは定番の形です。
フォークは通常全サイズ１～２種類のサイズで賄いますが、ジェイミスはもう１種類増やし３種類のオフセットフォークを用意。どのサイズのバイクを買っても同じフィーリングが得られるのもジェイミスのバイクならでは。タイヤはグラベル系では定番WTBタイヤで完璧。
ワイヤーやホースなどのケーブル類は全て下側に変更されました。懸念される泥汚れ等はフルアウターで解決。トップチューブ周りにワイヤーが無いので持ち上げる時に手触りが良い。
S3にスペックされるコンポはシマノがグラベルアドベンチャー向けに開発したGRXを装備。大き目のレバーヘッドは巡航の時につかみやすくレバーまでの距離感も近めで操作感がとても良い。
コンパクトなブレーキキャリパーながらとても良く効くGRXブレーキ。ローターももちろんシマノ製。
GRXクランクを装備とまではいきませんがこのFSA オメガクランクはアーム剛性も高くチェーンリングも厚めでとても安心感高い。
グラベル系のモデルについているドロップバーはかなりのㇵの字型がい多いですが、レネゲードのバーはロードバイクに近いおとなしめのㇵの字でロードのように乗る時にも使いやすい形状です。
ブラックはツヤ有のクロスブラック。これもクールなカッコよさ。
S3とS４、どっちにするか悩む方多いですが、やはり高いだけあっていい仕様です。NEWクロモリフレーム、GRXパーツに油圧ブレーキシステム、高剛性クランク､頑張ってS3選ぶのも最終的には得な選択かと思います。
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