！ CYCLES R101 本気なのに遊び心もある大人のクロモリロード入荷です

すでに多くの媒体で目にしていると思いますクロモリ製ネオクラシックロードバイク【！ CYCLES】Ｒ１０１の入荷です。

アルミ・カーボンが主流の今、あえての高品質なクロモリロードを完成車で発売するのはとても度胸のある事です。クロモリバイクはアルミやカーボンなどの大量生産品と違いほとんど手作業の職人系フレームなので素材も高いが作るのも高い。素材グレードにもよりますがフレームセットで１０万台はかなりきびしく２０万くらいからが相場です。なのにレイノルズ社の高グレードチューブ【７２５】を使いながら完成車で３９６０００円という価格はかなり頑張ったプライスと思います。ＳＴＩレバーもないこのスタイルは最先端機能とは全く逆に行っているはずなのに、とても気になる存在である種のインパクトを醸し出す、そんなオーラをまとうバイクです。

こちらは試乗可能なＭサイズで身長１７０～１７５ｃｍにフィット。サイズ展開はクロモリらしく６サイズ展開で１５５ｃｍ～１８５ｃｍまでカバーします。高グレードフレームの為重量も軽くＭサイズ完成状態で８．８２ｋｇ、フレーム単体重量でも１．９ｋｇフォーク８５０ｇの軽さ。そして気になるその乗り味は・・・私たち皆驚愕ですよ凄い走る！楽しい！持っても軽いけど乗るとさらに感じるので気になる方はまず乗ってみてください。きっと欲しくなると思います。

熱処理を施し剛性を上げたバテッドチューブはレーシングバイクの性能を存分に堪能できる。

踏めば進むという通りよく走るこのバイクを支えるのはこのフレームバックでしょう。シートステーを下げたデザインはホリゾンタルに良く似合う。

フォークにはＴＡＮＧＥの軽量チューブ【プレステージ】を使用。

エンドもパナソニックPOSに通ずるデザイン。精度と作りの良さがうかがえます。車輪を外した時にチェーンを引っかけるチェーンフック付きは昔ファンに嬉しい仕様。

【！ CYCLES】のアイコン、フレームデカール。

ホワイトという最もシンプルなフレームカラーにアイコンカラーであるブルーパーツを各部にセット。この手のチョイスでミスが起こりやすいのはパーツメーカーによって色のトーンが違う時があるが、完成車での発売という事もありその辺にも気を使い同一トーンのブルーカラーでまとめられている。

このバイクを発売するマルイと言えばまず思い出されるのが【TIOGA】。そのタイオガの象徴とも言えるスパイダーサドルが純正セット。クッションが無く硬そうというイメージはこのサドルと無縁。適度なしなりが生み出す弾力性で愛用者も多いんです。

STIレバーが無い分、ハンドリングは抜群に軽い。坂道やスピードアップでのダンシング時にはとても安定した操作感を感じます。ただ１０５のブレーキキャリパーとは相性を考えるとシマノ系のレバーに交換も良いかと。

１１ｓを動かすダブルレバーはシマノに無いのでバーコンをWレバー台座にセット。少し短めのレバーですが操作感は全く問題なし。オールドファンに根強い人気のダブルレバーは私も好きです。当時のレースではギア選択、チェンジタイミングは乗り手の技術のうちで速い人はやっぱり凄かった。これを極めればSTIは不要です。

雰囲気を合わせる為かクランクはシマノではなく日本のスギノを選択。横の顔でもあるクランクはシルバーにしたかったのかもしれません。チェーンリングのこの輝きはシマノには無いテカリで掃除の磨きに力が入る。あえて他社メーカーをミックスはカスタム感もあっていいですね。

そしてマルイといえばスイス【DTホイール】の国内代理店。DTのPR1600はペア重量１６００ｇを切る軽さに駆動伝達の良いDTスターラチェットハブをセットした高性能ホイール。ホイールセット販売１０万円のホイールが純正という凄さ。

回転性能はもちろんハブボディーの美しさも絶品。

そしてマルイといえば【マキシスタイヤ】の国内代理店。おごられるタイヤはトップチームも使うハイエンドグレードのハイロード。海外タイヤ評価では常にトップ３に入る実力も実証されたレーシングタイヤです。

４０万あったらカーボンバイク買うよとよく耳にしますが、そこはお好み。いろいろ乗って一周回ったらこんなバイクに落ち着くのはサイクリングキャリア高い先輩に多いですが最近はスタートからクロモリ選ぶ人もかなり増えました。みんな自分の個性好みをしっかり買い物に活かしてるんですね。あまり見かけないカブラない自転車としてもこのR１０１は最適かもしれません。是非ご一考してみては。ウチはおススメしますよ。

Ｌサイズも展示中